合唱フェスティバルへゲスト出演します

29年2月11日に神奈川県県立音楽堂で、神奈川県合唱連盟主催による
神奈川県合唱フェスティバル~ジュニアの祭典~
に湘南市民コールはゲスト出演します。

過去、もう14年前になると思いますが、当時の県連盟の理事長から例年
開催している合唱フェスティバルの企画について、県内の合唱連盟の
代表者からアイデアを募る会議があり、藤沢の取り組み例として、世代を
超えた合唱交流はどうでしょうと提案させていただいたことがあります。

ジュニア団体には、継続して場を与え、子供たちに目標をもって取組んでもらう
ことで育成ができるのではないか。
その方法としては、子供と大人の合唱団が一緒に歌う場を設けることがお互い
の刺激になり良いのではないか。また、子供たちが大人になった時に大人の
合唱団が身近にいることを知ってもらうことは、大人の合唱団にとっても、良い
機会になるのではと申し上げた訳です。

その年、藤沢の合唱祭では、フォーレのレクイエムをジュニアと男声合唱で
演奏(伴奏はエレクトーン)し、大好評だったことをお知らせし、そのフェスティ
バルで再演させていただきました。
他にも、藤沢の団体からジュニア、父兄のコーラス、シニアのコーラスの3世代
で出演していただき、唱歌を一緒に歌うステージもあり、神奈川県の連盟の
フェスティバルで大変楽しい交流ができた経緯があります。

その企画が、今に繋がっているとは、大変嬉しいですね。

そして、今年の湘南市民コールの定演で、信長貴富先生の「ゆずり葉の木の
下で」という、童声と大人が一緒に歌う合唱曲を演奏したので、改めて、県の
フェスティバルにも出演して欲しいということになりました。

今回、鵠沼ジュニア、藤沢ジュニア、湘南すみれの他、滝の沢中学、湘南高校
の学生達も一緒に歌ってくれることになりました。

「ゆずり葉・・・」は、その詩の内容を信長先生が見事に歌にしてくださった曲
ですので、湘南市民コールの定演でも、お客様に大変感動を呼んだ曲でした。
ぜひ、また歌いたいと思っていたところでしたので、2月11日もとても楽しみ
です。

県のこのフェスティバルには、ジュニアや学生団体が24団体も出演するそう
で、良い交流ができると嬉しいですね。きっと良い演奏会になると思います。

なお、ご来場には入場整理券が必要ですので、ご興味がある方は門井まで
お知らせください。

それでは、皆様、良い年をお迎えくださいね、、、

藤沢市民オペラ「セミラーミデ」開催       ~新しい世代へ~

藤沢市民オペラは、2013年の「フィガロの結婚」の上演を終え、大きな変革を
しなければなりませんでした。

畑中良輔総監督が亡くなられ、次期芸術監督をどうするか、それと同時に、
運営や音楽レベルについても多くの討議がなされました。

大きな問題は、まず、市民オペラを続けるのかという問題からでした。

藤沢市みらい創造財団や、藤沢市の音楽関係者は、故福永陽一郎先生が始め、
40年以上も続いている市民のためのオペラである「藤沢市民オペラ」を、
積み重ねた藤沢の音楽文化として、これからも続けたいとの結論を得ました。
そのためには、藤沢市議会にも認めていただかなければなりませんでした。

そのためにはどうすべきかということで、何度も委員会を重ね、
・藤沢市の音楽芸術を担ってくれる若い芸術監督に来ていただくこと。
・市民のアマチュア音楽といっても、中央からも認めてくれるような、妥協をしな
 い高い音楽レベルの演奏を提供する。

という二つの取り組みが結論となったと言えると思います。
そして、藤沢市にも認めてもらい、さらに地方自治体としては画期的なこととして
3年予算を認めてもらったことです。

これによって、スケジュールが厳しい優秀なソリストたちに早期に声を掛け、
藤沢に呼べることになりました。

そして、何よりも、優秀な芸術監督に3年契約で来てもらうこと、そして、その
芸術監督の条件は、技術や経験だけでなく、何よりも人柄の良い人になって
もらいたい。

例えば、過去、畑中良輔先生が、1988年に「椿姫」に20歳代の錦織健さん呼んだ
ように若く優秀なソリストを呼べる人であり、手間のかかるアマチュアのオーケス
トラや合唱の指導を地道に泥臭く取り組んでくれる人。ということになります。

結果は、皆さんがご存知のように、30歳代の園田隆一郎さんが、芸術監督になら
れました。

当初、園田先生も、アマチュアの合唱団やオーケストラに不安があり、実は、
オペラの運営委員会では、プロも混ぜてとの話が出ました。

そうしてしまっては、市民オペラではなくなるので、とにかく、やってみて欲しい
との話しをさせてもらいました。

さて、セミラーミデです。
藤沢市民オペラ初のロッシーニです。

オーケストラや合唱の練習を経て、園田先生も不安感は無くなり、私たちも
信頼関係を作ることができたと思います。

そして、超絶技巧のソリストたちとの合わせ練習を経て、藤沢市民会館大ホー
ルにいる人たちが、一つの信頼の輪の中で、十分音楽を発揮することができ
たのだと思います。

その中心は、やはり今年40歳になる園田先生です。

何よりも嬉しかったことは、もちろんテクニックは素晴らしいのですが、打上げ
にも最後まで付き合ってくださり、一緒に写真を写させてくださったソリストたち
との関係ができたことです。
この方たちは、まさに新しい世代のソリストたちです。

藤沢市は、一地方自治体でありながら、アマチュアでも音程のしっかりした優秀
なオーケストラがあり、100人を超える合唱団を編成できます。
そして、これなら、いつでも、どんな曲でもチャレンジできること。

福永先生が目指していた、音楽の溢れる文化都市の条件が整ったと思います。

これからも、新たな藤沢市民オペラを注目していただきたいと思います。

超絶技巧のソリストたち

いよいよ、藤沢市民オペラ
ロッシーニ作曲「セミラーミデ」が10月30日(日)14:00開演します。

今回の藤沢市民オペラ「セミラーミデ」は、私たちが経験したことのない
超絶技巧の歌手が必要なオペラであることは、以前お話ししていますが、
実際に一緒に練習させていただいたところ、「このパッセージはあなたしか
歌えない」とマエストロが中島さんに言われた通りのオペラアリアが溢れて
いますし、ソリスト人は、それにしっかり答えてくれています。

本当にスゴイです。

早いパッセージでありながら、正確なピッチで歌い切る中島さん、安藤さん
素晴らしく軽くハイトーンまで歌うテナーの山本さん、すばらしくやわらかい声
であり、またオクターブ以上の跳躍を難なく歌われるバスの妻屋さん
亡霊役のデニスさんもすばらしいバスです。みんな声が柔らかいんです・・・。

他のソリストもそうですが、それぞれのピッチが正確なので、しっかりアンサン
ブルもできるソリスト人に大変感動しつつ練習していました。

ぜひ、本番30日(開演14時)は聴きに来られることをお勧めします。

チケットは、Sが売り切れ、A4000円、B3000円のみですのでお早めに。

藤沢公民館祭り

10月16日の「藤沢公民館祭り」に参加してまいりました。

藤沢公民館は、湘南市民コールの本拠地として、昭和27年(1952)の創立以来、
大変お世話になっている公民館です。
都内では、練習場の確保が難しく、しかも高くて利用したいのに、ままならない
と聞いていますが、藤沢では、実は無料であった時代もありましたが、現在でも
ピアノ付きの練習室が2時間500円(会場によって変わります)で使わせて
もらえるのですから、アマチュアの団体にとっては大変嬉しい環境です。

これも、故葉山市長の時代から、文化は市民の宝であり、生涯支えるべきだ。
藤沢を文化芸術の都市にしようとの方針が、今もつながっているからなのだと
思います。

この藤沢公民館祭りは年に1度の、公民館を使用している団体の文化祭であり、
町内会や婦人会などの交流会でもあります。

屋台では、カレーライスや豚汁の販売、子供たちには、ヨウヨウ釣りのゲーム
なども楽しめます。
私は搗き立ての御餅が楽しみだったのですが、今年から保健所の指導で販売
できなくなり、大変残念でした。
どうしても、食べ物の話になってしまいますね、、、

さて、2階のホールで民謡や音楽団体の発表があります。
私たちは、アニメソングから「宝島」「鉄腕アトム」の2曲を歌いました。

本当に目の前がお客様というアットホームな雰囲気ですが、私たちの演奏を
楽しみにしていただいていることが本当によくわかります。

終わった後、客席のお客様から「素晴らしかった・・・!」「来て良かった・・・!」
と体中から言ってくださる度に、今年も出て良かったなと思います。

しかし、この日の主役は何と言っても、90歳で現役指揮者の早川先生です。
「ふきのとう」という合唱団を、7曲も指揮されました。

毎年、お会いするたびに、「今年で指揮は終わりと思って来るけど、何とか
続いてるわね」と笑顔でお話しになられます。
合唱団「カトレア」として、ふじさわ合唱祭に出られることはかなわなくなり
ましたが、早川先生に会えることも公民館祭りの楽しみの一つです。

これから、公民館も老朽化し、再編成されていきますが、藤沢公民館の皆さん
とは、これからもつながっていきたいですね。

定期演奏会御礼

9月10日に開催した、湘南市民コール第61回定期演奏会には、
多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。

この演奏会には、ご多忙の中、「青春」を作曲された野田暉行先生、
「アニソン・オールディーズ」を編曲し、「ゆずり葉の木の下で」を
作曲された信長貴富先生にもご来場いただき、演奏を聴いていただ
けたことは、歌を歌う者にとって、何よりの喜びです。

今回のプログラムを清水先生と考えていく中で、「ゆずり葉の木の下で」
を藤沢の子供たちとどうしても歌いたいとお願いし、藤沢の中学と
ジュニアの合唱指導者の皆さんのご協力でこの曲を演奏することが
実現いたしました。しかも、ピアノは初演の浅井道子さんです。

実はこの曲は、男声合唱もあり、清水 昭先生の指揮で男声合唱と子供
たちの演奏を聴く機会があったのですが、男声に違和感を感じ(笑)、
この曲は、藤沢の子供たちと市民コール(パパとママ)、つまり混声で
やりたい・・・、とその場にいらした信長先生にも宣言し、清水敬一先生
にもお話しして演奏することになったものです。

しかし、藤沢でも子供の団体の維持が難しくなっていく中、先生が頑張って
いる中学校合唱部に期待してのことでしたが、なんと、演奏会の時期は
試験中とのことで、出演したくても2年生以上は出演できない・・・、
ことが分かり、ジュニア団体に頼らざるを得なくなりました。

しかし、この曲がいかに素晴らしい曲かを理解いただき、神田敬子先生はじめ、
ジュニアの皆さんが一生懸命になってくださったし、中学1年生が、予想を
超えて集まってくださいました。
湘南市民コールの都合で、夜の練習もあり、練習の都度、先生方や父兄の引率
という、大変なご苦労を強いることになってしまいました。
先生方には、本当に深く御礼申し上げます。

子供たちは、最初のころは中々歌いだす勇気がなく、小さな声なのですが、
練習を重ねる度に、声が大きくなってきて、最初音も取れなかったアルト
パートも乱れることなく一緒に歌ってくれるようになり、その姿に毎回
感動していました。

こんな素晴らしい曲を、歌いたくても歌えなかった子がいたのに、
これで終わらせたくない!!!と思い、来期の藤沢市合唱連盟の企画で
再演することを考えています。

信長先生に、この素晴らしい曲は全国でたくさん歌われているのでしょうね、
とお聞きしたら、なかなか一緒に歌ってくれる子供たちを集めるのが難しい
らしく、意外と演奏の機会が少ないとおっしゃっていました。
また、1団体の優秀な子供合唱団と演奏するのではなく、藤沢では、その地域
の子供達が、寄り添って一緒に歌う姿に、信長先生も感動してくださいました。

子供と大人が一緒に歌う曲は、本当に少ないのです。もう16年前になりますが、
これも関屋先生にお願いし、ぜひやろうと言ってくださり、実現したのが、
三善 晃先生の「日本の四季」を藤沢ジュニア、鵠沼ジュニアの2団体に
出演していただき一緒に歌いましたが、この曲ですら、児童合唱あり、
大人の合唱ありで、全部が一緒に歌う曲ではありませんでした。

そういう、一緒に歌える機会の少ない曲ですが、子供たちも本当に一生懸命
歌ってくれました。皆ありがとう!


さて、話を戻します。
野田暉行先生の「青春」は、35年前になります。湘南市民コールと
松原混声とで初演した曲ですが、残念ながら再演の機会がなく、
現在に至りました。

蓬萊泰三先生の詩は、京浜工業地帯の光化学スモッグの街で育ち、
また友や母を亡くした年代となった私にとって、まさに照らし
合わせることができ、身につまされる詩です。初めて歌った
時とは、明らかに感情が違ってきました。

私も途中で歌えなくなりそうでしたが、客席でも泣かれていた人が
いたと聞き、この詩や曲の力を感じました。

最後にアニソンのことです。
楽譜を受け取った日から、なんとすごく、、、楽しい、、、曲だろう
と思っていましたが、イヤ~、暗譜泣かせの曲でした・・・。
1番と2番のパターンがみんな細かく違ってるし、覚えにくい
リズムパートが多くて泣かされましたー!
信長先生に、思わず、ルーラララ、ルルルラー、て書かかないでよ、
ラだけでいいでしょう!と言ってしまいました。
でも、ルとラの組み方がリズミックで浮き立って良いのですよね~!

長々と失礼しました。本当に、名曲との出会いを感じ、その曲の持つ力
を感じた演奏会でした。

お客さまはもちろん、関係者全員に感謝です。
本当にありがとうございました。
プロフィール

shounanmuse

Author:shounanmuse
湘南市民コールのブログにようこそ!
神奈川県藤沢市に本拠を置く混声合唱団です。

晋友会の中心団体の一つでも有り、オーケストラとの共演から自前の定期演奏会と幅広く活動しています。

ホームページは、こちら
http://sound.jp/shonan-shimin-chor/index.html

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